まぁ、予想通り、毎度のことではございますが、年末からの4ヶ月程は様々なことに忙殺されておりました。それこそ独身時代、仕事一極集中の生活を送っていた頃は、年度末のドタバタを当たり前のように過ごしていたものです。何とか走りきったものです。
しかし、結婚してから、子供が生まれてから、子供達が大きくなるにつれて…色々なことが腕に足にとどんどんぶら下がり、簡単に目が回る日々を過ごすようになってきた気がします。
目の前に積まれたことを黙々と処理していくしかないのですが、身体がとにかく重い。疲れが取れない。いつも勢いとリズムで乗り切ってきたのに、今年はどうしても無理。
体力の衰え、気力の衰え、集中力の衰え、根性の衰え。何をやっても「衰え」を感じたのがこの年度末でした。
さて、毎度登場するチビッコ次男くんですが、早いもので中学2年生になりました。グイグイッと背が伸び、あっさり母を抜き去りました(涙) もはやチビッコでは無くなりました。
その次男ですが、昨春中学に入学し「剣道部」に入部しました。他の中学校を見ても、剣道部員は殆どが小学校から続けている経験者の子達で、中学から始める子は僅かです。そんな集団にドボーンと飛び込みました。
監督から出された最初のミッションは「坊主頭」。楽しそうにぴょんぴょん跳ねながら床屋さんへ行き、あっさりと丸坊主にして帰ってきました。
次に竹刀を購入し、道場のスミッコでひたすら素振りという下積み稽古の日々が続きました。
そこに、夏になって初心者も出場できる大会があるということで、急ぎ防具一式を購入したのですが…
私がヘトヘトの状態で仕事から帰ると、
「お母さ~ん、こっちこっち(クイッ、クイッと手招き)」
早く夕飯の準備がしたいのに、作業着のまま和室に座らされる母。何だかとても嫌な予感。
頭に手拭いを巻かれ面を被せられたかと思ったら、暗闇の外に出され街灯の下で、
「メーン、メーン」
次男が母の頭をポカスカと竹刀で叩き始め、一応「自主練」だそうで。
んっ?????
何だ、この複雑な心境は…違和感は…
頑張る息子はとても頼もしい。でも、練習とは言え次男に頭をポカスカ叩かれるって… 屈・辱・感・満・載。
おまけに、面を着けていても結構痛いんだって!!
気付けばピタッと泣き虫を卒業し、童顔なのに筋肉ムキムキ。毎日の厳しい稽古を黙々と続け、疲れ果てて帰ってきては一切勉強をせずに(ここが大問題)、ヨダレをたらして朝まで爆睡…
あー、小さくて可愛かった次男にも勝てなくなっちゃったぁ。お母さん寂しいなぁ。
長男には小学生の段階で早々に「あ、もう勝てないや」って思いましたが、次男までもが…。息子達がどんどん成長していきます。
そりゃー、私も若くない訳だ。納得!!
(おまけのボヤキ)
小手(コテ)の臭さがハンパじゃない!! うっかり鼻を近づけようものなら気絶寸前、まるで武器です。皆様もお気を付け下さいませ。