2013年1月21日月曜日

豪雪


こんにちは。ひろみです。
いきなりですが、これは何でしょう?




「脂身の厚い豚の角煮」みたいですが、これは我が家の車に積もった雪でした(この時50cm)

この冬は本当に雪が多い。12月から相当量降雪があり、冬に入って早い時期からアスファルトの路面の見える日が無くなりました。日中も氷点下の真冬日も多く、帰宅して部屋のストーブの電源を入れたら、室温が「-2℃」となっていたこともありました。室内にいるはずなのに外気温と大差ない我が家って一体...

秋田市では平成18年に豪雪を経験しました。除雪は全く追い付かず、雪捨て場が不足して大変な思いをしました。その時の教訓もあり市民の心構えに加え日夜続く除雪作業により当時程の混乱は無いように感じられます。しかし、今年の降雪、積雪は半端ではありません。

道路路肩の堆雪が原因で車道幅員減少している幹線道路も少なくなく、路面には「わだち」どころか「凹凸」が形成されてしまってます。車を運転していてもロデオ状態で非常に疲れます。先日なんか、会社付近の交差点で、凹凸が進行し「陥没」化してしまった箇所に、通過する車全てタイヤがはまってしまい大渋滞を引き起こすというハプニング??がありました。はまって動けない前の車を、後続車の運転手が車を降りてきて押してあげる。今度その後続車が進んで同様にはまって動けなくなり、そのまた後続車の運転手が降りてきて押してあげる...を永遠と繰り返す。1回の青信号で1台行けるか行けないかで大渋滞となっている所に、幅員減少が原因でその渋滞の列とすれ違えない路面バスがいる。一向に進まなかったこの日、学童保育の迎えに大遅刻しました。

当然、公共交通機関であるバスも渋滞に巻き込まれ、数少ない電車も大半が運休、数時間遅れての運転となっている中で、通勤者のみならず学生さん達も大変な思いをして日々の生活を送っていることでしょう。ちなみに私は、1日の生活がスムーズに進まないこの季節、非常にイライラします。それでなくても124時間では全然足りないと感じているのに、こんな時間を使っている場合ではない!!と呪いを吐きながら一生懸命除雪した傍から積もっていく雪。も~~~っ、か・ん・べ・ん・し・て・く・れ !!
でも、現実は天気には歯が立ちません。

秋田のような豪雪地帯では、降雪、積雪を配慮した設計条件に基づき道路計画、施設計画がなされます。「ローカルスタンダード」という言葉も浸透し、地域特性・実状に合わせた独自ルールを採用することで、より効果的な建設物が計画されるよう考えられています。秋田県にも「秋田スペック」があります。しかし、それだけではなかなか追い付いていけないのが現実なのでしょうか。限られた予算にも関わらず多くを除雪作業に充てざるを得ないこの状況ではありますが、地域住民の方達にとっては、生活に直結した基本中の基本の部分であり、除雪、排雪はどんな新しい便利な道路ができることよりも必要に感じることなのかも知れません。秋田市では家庭ごみ収集も有料化されました。近くに消費税率も上がるとか上がらないとか。建設予算の用途も方向性が変化し「建設」から「維持」へ、建設工事全盛期の頃と比べると地域住民にずーっと近い所で使われる予算に変わっていくのかも知れませんね。

まだ1月も中旬、これからも雪の日は続くと思います。皆さんも通勤に、現場までの道のりに、車の運転には十分お気をつけ下さい。



「拡大写真; なめこ一年生、雪山登頂成功!! んふんふ♡ 」

2013年1月4日金曜日

新年あけましておめでとうございます

今年も幕が開けました!今年も皆様よろしくお願い申し上げます。

不思議なもので、先週までは年末のあわただしさの中であったものが
新年を迎え、新しいゆったりした気構えになるのは不思議な気がします。

とはいっても、のんべんだらりとしていると時間は何も言わず過ぎ去ってしまいます。

昨年は、このリケジョの会を結成し懇親を深めることを主目的にしてきましたが、
今後の発展的なあり方として自分なりの今年の目標なんぞ
みなさんでこのブログで書きあうのはいかがでしょうか?

もちろん、目標以外でもOK!
どんなライフスタイルで仕事や技術、プライベートに向き合っているのか
書き込むことで、このブログを見てくれる人=後輩?にとって
参考になるのではないかと思います。

■よーこ目標2013■
1)総監部門に合格する
2)興味ある書籍をじっくり解読する
3)自分がこれまで仕事で構築した書類を俯瞰し、整理、活用する

うわ~書いてしまいました。目標。

なんだか自分で偉そうに書いていますが、実行できるだろうかと
不安を少々抱きながら、今年も走ってみたいと思います。

実は私は読書は嫌いです。
でも、実用書は好きです。知る喜びがあって楽しいから。。。

今回のブログではお気に入りの数冊を紹介したいと思います。

小説は村上春樹に中学生のころ没頭しましたが、それ以外の作家は
難しいか物足りないのため、一般的な小説を読むことはほとんどありません。

そんでもって昨年の私のテーマは「宇宙を知る」でした。

これも関連書籍を数冊読んでいる最中なのですが、超弦理論のところで
頓挫している始末です。わけのわからないことばかりですが、
物理学者と数学者は別々に機能を果たしていることが私にとって新鮮な事象でした。
そんな中で、まあ、おもしろかったのはコレ。難しい数式なしに読めます。
「重力とは何か」


事の始まりはヒッグス粒子。コレはなんでしょうね・・・・
うまく説明できないので未だ未熟なのですが、ビックバンのエネルギーを説明するには
ヒッグス粒子の存在がないと計算が成立しないとのこと。

普段、私たちが使用している数学的理論も、宇宙論を前にすると霞のようなものかもしれません。
自分が認識している世界が根底から崩れていく楽しが味わえます。



また、これが私の昨年ナンバーワンの書籍!
「山はどうしてできるのか」



東日本大震災の後に地学とはなんぞや?と思いった時に読んだ本ですが
展開がおもしろい!

こんな風に授業が進むと覚えるだけの勉強ではなく
どうして、こうなる?なんで実証できる?の思想のもとに
楽しい考え方が芽生えると思います。

64億年の営みの中で人間が知り得ることはちっぽけで、はかなくて、
でも、尊く、前に進むしかないと思います。



最後に、東日本大震災の時にもうひとつ真剣に悩んだことが「原子力」です。

プロメテウスの火と称される「原子力」。人間が持たざるべき「道具」なのでしょうか?
答えは一つではないと思います。

でも、真実として朽ちていった命があることを認識して
我々はこの道具とどう向き合っていくか、目をそらさずに考えなければいけない気がします。
「朽ちていった命」


ひろみさん~お次、よろしくです! 
よーこ