皆さん、技術士二次試験、総監試験の出来具合は如何でしたか? 久々にひろみです。
秋田の7月は猛暑続きでぐったりでしたが、8月に入ってからは雨天ばっかり。昨年の同じ時期、田沢湖供養佛地区では6人が亡くなる土石流災害に見舞われたこと、皆さんも記憶に新しいと思います。今では砂防ダムが完成し、地元の方達も少しは不安の取り除かれた日々を送っていることと思います。
しかし、今年度も非常に類似した局所的な豪雨が発生し、土砂災害による死亡者こそ出なかったものの、道路を塞ぐ斜面崩壊が所々で発生しました。私は埼玉県の出身であり秋田に住んで15年になりますが、「秋田は災害が少ない県なんだよ」と地元の方がおっしゃるのを何度も聞いてきました。人口も少なく田舎であっても住み良い地方なのだというプチ自慢も含まれているのでしょうね(笑)。確かに九州、四国、紀伊地方のような台風被害を受けることも無く、降雪期は苦労が多いものの、大規模災害に直面することは少なかったと思われます。しかし、近年の気象の変化により、インフラの老朽化と相俟って思わぬ災害が発生する危険性が高くなり続ける、それを追い掛けるようにインフラによる対策を講じ、地域住民の防災意識を高めていく…。どこまで続くか分からない自然との闘い、資金との闘い。我が子の世代ではどんな状況が待ち受けているのか? これでは少子化も避けられないのかも知れません。
「今の若いのは…」良く聞く言葉ですが、確かに息子やその仲間達を見ていると、「悔しくないのかーっ」「負けたら次見返してやれーっ」とついつい叫んでしまう日々。
中学でソフトテニス部に所属する長男は、今毎日一生懸命ラケット振ってます。部活だけで終わらずその前後に自主練を組み、多い日では1日8時間コートで打っている状況です。ド近眼で手放せないメガネで日焼けしてしまい顔はパンダ、服を脱いでも着てるようにしか見えない白黒コントラスト。でも上手になりたい一心で一生懸命ボールを追いかけ、夜は勉強しています。
私も高校時代ソフトテニスの経験者であるため、自主練で息子の相手をしていると、ここ最近で急激に上達してきたことを感じ、強くなりたい一心で努力する姿に捨てたもんじゃないなと思います。
部活動で様々な親御さんと接触することとなりますが、やはり考え方は様々で最近悩むことが多くあります。
私は「悔しくないのかーっ」「やるんだったら全力で闘ってこーいっ」「弱気になってるんじゃなーいっ」とケツを叩く声をついつい掛けてしまいがちなのですが、
意見その①
「子供にあんな厳しい言葉を掛けてたら、怖がって勝てる試合も勝てないに決まってるわ~」
ある大会の団体戦で、決して上手でない我が息子を先生が選手として出したのですが(出された当方もびっくりした)、強い相手に玉砕したことに対して、小学校2年生からテニスをやっている上手な子の親御さんに、
意見その②
「上手い子(いつものレギュラー)を普通に出していれば負ける訳がなかった。おまけにこれが理由で他の選手のやる気が無くなって、その後の試合も負けてしまった。完全に先生のオーダーミスだから、二度とこんなオーダーしないように保護者から先生に意見書を出したい(怒)」
話しは随分脱線しましたが、今の時代の子供達はこのように大切に育てられているので、どこまで続くか分からない自然との闘い、資金との闘いに耐えられるか、知恵を絞れるか…。正直不安でなりません。
今、盛んに高校球児が甲子園で熱く闘っています。チームのために、己のためにユニフォームを泥だらけにして白球を追う姿、見ているだけで目頭が熱くなります。鬱陶しがられるとは思いますが、母として「熱血」「根性」という言葉がこの世から衰退しないで欲しいと願うばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿